S1-E3 The Passion of Saint Tibulus

【ストーリー】
ファーザーフェルナンデスがキューバからやってきて3人でカードを楽しむテッド。テッドは島もいいけれど、ウェックスフォードにいたころが懐かしい、という。そしてクラギー島は西側が流されてしまう前は本当に綺麗な場所だった、とも。

フェルナンデスが、ビデオデッキと妙な置物をプレゼントし帰国していった日、テッドたちのボスにあたいする恐怖のビショップ・ブレナンがクラギーアイランドにやってくる。「The Passion of Sait TIbulus」という映画に反対するキャンペーンを行うためだという。この映画に対しての教会のポジションをはっきりさせたい、というのだ。仕方ないので、とりあえずテッドたちはシネマに行き映画を見にいく。

シネマはガラガラだったが、とりあえずテッドとドゥーグルは「ブー、ブー」と声をあげる。映画はかなりショッキングな内容であった。

反対運動がまるで成功しないことに怒りまくるブレナン司教。ますますテッドたちに辛く当たる。一方のジャックはブレナン司教の鞄を秘密に入手しその中からお酒のボトルを発見し喜ぶ。

翌朝から映画館の前で反対運動するテッドとドゥーグルだったが、それが新聞に取り上げられ、反対にクラギー島の人々の興味を誘ってしまう。最後にはシャロン・ストーンの映画以来、映画館にあらわれなかったジャックまでが劇場にあらわれ、映画館は満員御礼の大盛況。

怒りくるったブレナン司教はテッドたちを島流しにしようと試みる。恐怖におののくテッドたち。もう荷物をまとめるしかないのか。立ち去るブレナン司教を尻目にジャックがビデオを見ようという。なんとそのビデオにはブレナン司教のカリフォルニアにいる秘密の家族のビデオだったのだ。海辺ではしゃぐブレナン司教とその隠し妻と隠し子が映っている。

「ブレナン司教に電話する?それとももう一回これ観る?」と勝ち誇ったように笑うテッド。


【スタッフ】
脚本:Arthur Mathews, Graham Linehan
演出:Andy de Emmony, Declan Lowney


【出演】
Dermot Morgan (Father Ted)
Ardal O'Hanlon (Dougal Maguire)
Frank Kelly (Jack Hackert)
Pauline McLynn (Mrs. Doyle)
Patrick Drury (John O'Leary)
Rynagh O'Grady (Mary O'Leary)
Jim Norton (Bishop Len Brennan)
Jon Kenny (Michael Cocheese)
Derrick Branche (Fr. Hernandez)
Don Foley (Jim Halpin)
Bl?naid Irvine (Mrs. Sheridan)
Ann Rowan (Mrs. Glynn)
Geoffrey Perkins (Spanish Interpreter V/O)
Pat leavy (Woman in Cinema)

Jon Kennyは、のちに"Song for Europe"の回で司会者のFred Rickwoodとして出演する。


【ナイスなセリフ】
Ted: 6am. Great. Another eight hours sleep.

Ted: He gets a kind of waxy build up in his ears.
Dougal: Yeah, but it's good though, in a way, cos we never run short of candles.

ファーザーフェルナンデスのオーバーダブされている声はプロデューサーの声らしい。

シュ-ティングが行われたシネマはクレアにある実在する映画館。(正確な場所、要チェック)

しかしブレナン司教のジム・ノートンのシアタータイプの演技は素晴らしい! セリフの一つ一つといい、表情といい本当に完璧な演技だ。