S1-E5 And God Created Woman


【ストーリー】
テッドは作家Polly Clarkeのサイン会に出かける。ポーリーはテッドの名前をファーザー・カーリーと勘違いするが、まぁ仕方がない。テッドはなんとなく知的な神父を装ってオスカー・ワイルド談義を楽しむふりをしようとするが、なかなかかみあわない。本屋から立ち去りエレベーターにのろうとすると、なぜか偶然ポーリーとテッドは再会する。そして駐車場でも、さらには道ばたでも。偶然がかさなり、さらには牧師館に帰宅したテッドは、そこにポーリーを発見する。どうやら彼女が手配していたコテージの準備ができず牧師館に一泊滞在することになったのだ。内心ウキウキするテッド。

ミセス・ドイルは、なぜか牧師館に女性がいるのが気に入らない。ポーリーの本が好きだというテッドにあんな下品な本がいいなんてと文句を言う。一方のテッドはドストエフスキーなどの本をわざと並べてみせ、ポーリーに自分のインテリジェンスをひけらかそうと試みる。そしてそれはなんとか成功しているようにも思える。ポーリーは自分の夫とうまくいかなかったことを告白し、神父のように超越した境地にいる人たちがうらやましいと言う。そしてもっと本の話をしましょうと7時に自分のコテージにくるようにと誘う。

修道女のグループがテッドのミサを聞きにやってきた。テッドのミサは7時に予定されている。なんとかキャンセルを試みるテッドだが、修道女たちは許さない。仕方なくあっという間にミサを終わらせ、車に飛び乗ろうとしたら、今度はテッドの車の両脇を他の車がぴったりと挟んで動かせない状態になっている。トムの車に乗ればトムは郵便局をフォームを埋めるのが面倒だと襲撃する、、、などなどトラブル続き。やっとの思いでポーリーのコテージに到着したら、そこにはせっかく振り切ってきたドゥーグルや修道女たちの姿が。どうやらハウス・ウォーミング・パーティだったのだ。

話があるというポーリー。テッドに「ファーザー・カーリー、私は修道女になることを決心したわ」という。すっかりがっかりするテッド。「ファーザー・クリリーだよ」とムッとしながらその場を立ち去る。

そして牧師館に再び日常が戻ってきたのであった。



【スタッフ】
脚本:Arthur Mathews, Graham Linehan
演出:Andy de Emmony, Declan Lowney

【出演者】
Dermot Morgan (Father Ted)
Ardal O'Hanlon (Dougal Maguire)
Frank Kelly (Jack Hackert)
Pauline McLynn (Mrs. Doyle)

Gemma Craven (Polly Clarke)
Rosemary Henderson (Sister Assumpta)
Claire Cathcart (Sister Margaret)
Don Foley (Jim Halpin)
Pat Shortt (Tom)



【ナイスなセリフなど】
Tom: No, Father. 'Tis my money. I just didn't want to fill out the forms.

Father Jack: Nuns! Nuns! Reverse! Reverse!

Mrs. Doyle: The bad F-word, Father,  Worse than feck.  You know the one I mean.

Ted: Around the time he stopped writing about crime and went on the punishment bit.

本の中の卑猥な表現を説明するドイル夫人の名演技には大拍手。しかも最後のRide me side waysは、ポーリン・マックリンのアドリブだったそうで、ダーモットは大爆笑だった様子。編集が大変だったとアーサーは話をしている。
牧師館のリビングリームで、テッドのミサを聞きにやってきた修道女たちが輪になってテッドに質問し、それをシスター・アサンプタが代表してテッドに聞くシーン。子供たちがポップスターに質問するTV番組からヒントを得たらしい。